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大荒れのアメリカGP[F-1]

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2005年序盤はルノーの快進撃で始まり、まさかのFerrariの凋落、古豪McLarenの復活となり、前戦からFerrariの調子も上がってきて今後3つ巴が期待されていたアメリカGPがとんでもない事に。

なんとミシュラン勢(Ferrari・Minardi・Jordanの3チーム6台を除く7チーム14台)がフォーメーションラップだけ参加したものの、PPのトゥルーリを始め14台がすべてピットインし、走行を取りやめボイコット!!

事の発端はフリー走行でToyotaのR.シューマッハーがクラッシュ、その後に走ったゾンタにもタイヤトラブル発生とToyotaだけに発生しているかと思われたタイヤトラブルはMI勢全てに発生する大問題に...

MIとしては対策版(バルセロナで使ったやつ)を空輸投入して参戦予定だったが現在のレギュレーションではGPに持ち込んだ2セット以外のタイヤ利用は許可できないとごもっともな意見。

その結果MI勢全てがボイコットの事態に...

結果は結果としてアメリカGPを観に行っていた観客が少しかわいそうかと、MIとしては対策版タイヤ利用が認められない場合はオーバルコースなのに最終コーナーへシケイン設置(!)、ノン・チャンピオンシップとするが参加の方向で進めていたみたいだが、

そんなわがまま許されんでしょう?

新構造のタイヤで成功したらそれはそれで失敗したら安全性と声高に叫んでレギュレーション変更はダメでしょう。もともとオーバルや市街地コースではタイヤの消耗も重要なファクターなわけだからそれに失敗したMIの責任は大きい。そのようなことが発生しないよう2種類のうち1つは安全版を用意すべき。だから今回の出来事の全責任はMI!
でも不可抗力だとは思うけど。

ただお客さんは珍しいものを観たというしかないので何らかのサービスで補えなかったのかなぁ
対策版の使用を認める代わりにタイムペナルティ(1分とか)を負うとか?これならBS勢には有利になりますし、MI勢では少しでも前に出ないとチャンピオンシップに影響が出るからがんばるだろうし、もしBS勢を抜くような追撃が観れたらお客さんも楽しめるはずなのにねぇ。

まぁ過去にも1985年スパフランコルシャンで開催されたベルギーGPがコースの舗装がはがれて延期する事件(当時はターボ全盛で強力なパワーが路面を剥がした?)などもあったし
ときたまある事件なんで貴重な事件に巡り合えたと思ってくれれば...

無理やね(笑)
by hina_cleric | 2005-06-20 08:30 | 落書き
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